クラリネット



(第69回定期演奏会のプログラムより)
〜上手くいったら腕のせいで、失敗したらリードのせい〜

クラリネットという楽器は、簡単なようで意外に奥行きが深い。楽器自体も、ドイツ系、フランス系、イギリス系と少しずつ違っており、マウスピース(吹き口)の所につけるリード(発音体)の形状・堅さに至っては、それこそ演奏者により千差万別である。このオーケストラでも、奏者各人の音色の趣向の違いにより、しぱしぱアンサンプルに支障をきたすこともある。それにもかかわらず、よくある話で、自分だけが正しいと誰もが思っている。そういう自己中心的なプレーヤーの集まりなので、タイトルのように、重要なソロの部分などで上手く吹けると、とたんに鼻息が荒くなるが、万が一失敗しても、?今日はちょっとリードが…?と言ってごまかすテクニックは見事なもの。メンバーの顔触れも、某ミッション・スクールの教師、某女子高校の教師、某有名地方銀行員、OL、主婦、高校生とバラエティに富んでいる。